小中学校には授業参観日があると思いますが、お父さんお母さん方はこの参観日にどんなところを見ればいいのでしょう。
参観日は、保護者が学校での子供の姿を見る貴重な機会です。
また、担任の先生の指導力や指導法についても知ることができます。
家にいては分からないものが、教室で見えてきます。
今日は、保護者が授業参観で見ておきたい点について書いてみたいと思います。
● 子どもについて
まず、クラス全体を見て子どもの状況を客観的に見てみましょう。
子どものことはよく知っているつもりでも、少し距離を置いて観察してみると、それまで気づかなかった部分が見えることがあります。
そして、ほとんどの子どもたちは、親が来てくれてうれしいと感じます。
いつもより張り切って発表をする子供も、たくさんいます。
授業参観にできるだけ参加し、教室での子どもの姿を見てあげて下さい。
● 先生について
今学力の二極化が進んで、できる子とできない子の学力の差がはっきりとしています。学校の先生方は、この状況の中で子どもたちを指導しています。
担任の先生は、クラス全体の理解度を見ながら授業を進めます。
保護者の方の中には、学力のある生徒、ない生徒それぞれに対応した指導を求める方がいます。でもそのような指導は、かなり難しいことです。
先生の授業を見て、頼りなく感じたり、歯がゆく感じたりする保護者の方もいるかもしれませんが、安易に先生を批判しないで下さい。
担任の先生の指導で注意してみておいてほしいのは、先生が使途の実情をどれくらい理解し、どのような工夫をして授業を行っているかです。
その点で、先生を判断してほしいと思います。
一般に授業参観は、日にちと時間を決めて行われますが、今は教室を1日中解放しいつでも普段の授業を見学できる学校もあります。
時代と共に、授業参観の形も変わっていくんですね。
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